最近、お客様とお話ししていたら「実は父がプロテインを飲み始めまして」という話になりまして、プロテインも本当に一般的になったなあ、としみじみ思っているKurageの田代です。

 

ひと昔前は「筋トレしてるガチ勢が飲むもの」ってイメージでしたが、今や還暦過ぎた親世代まで手を伸ばす時代なんですよね。。時代はうつるものです。

 

ただ、これだけプロテインが広まった一方で、意外と知られていないことがあるなと思っていて。それは、

 

若いうちはそこまでガツガツ摂らなくても平気

でも歳を重ねるほど、しっかり摂らないと効果を感じにくくなる

 

という話です。

 

なんでかというと、年齢を重ねるほど、同じ量のタンパク質を食べても筋肉の合成反応が鈍くなるから。これは「アナボリック・レジスタンス」と呼ばれる現象で、簡単にいうと「若い頃と同じ食べ方をしていても、体が反応してくれなくなる」状態のことなんですね。

 

さらに最近の研究では、噛む力や消化酵素の減少なんかも影響して、そもそも食べたタンパク質をうまく消化・吸収できていない可能性も指摘されていて(参考:パレオな男の記事)。面白いのが、この消化のしにくさ、食品によって差があるっぽいんですよ。牛乳や黒豆ではあまり差が出なかったのに、穀物由来のタンパク質だと高齢者の消化指標が若者より2割近く低かったという結果だったそうで。人体、複雑すぎる。。

 

つまり「量さえ摂れば誰でも同じように効果が出る」わけじゃなく、歳を重ねた体には歳を重ねた体なりの摂り方がいるってことですね。

 

というわけで、意識してみるといいポイントはこんな感じです。

 

1日の総量を確保する(体重1kgあたり1.0〜1.2g、筋トレ中や減量中の方は1.2〜1.6gが目安)

一食にまとめず、朝昼晩に分散させる(一食あたり体重1kgにつき0.4g前後を目標に)

消化しやすい食品を選ぶ(卵、牛乳、ヨーグルト、チーズ、プロテインなど)

タンパク質だけに頼らず、筋トレも続ける

 

僕自身も40代後半くらいから、日々のタンパク質にはかなり気を使うようになりました。皆さんのご家族はどうですか? もし「うちの親もそろそろ」と思った方がいたら、まずは食事の中身を見直すところから始めてみてはどうでしょう。

 

もちろん、運動と組み合わせた無理のないメニュー作りは、Kurageでも一緒に考えるお手伝いをしています。気になる方はお気軽にどうぞ。

 

Kurage田代