「ストレスには運動!瞑想!自然!」でも、それ、あなたには効いてないかもしれません。
お久しぶりです、Kurage田代です。
最近、お客様との話しで、「ストレス解消法」ってやり方「分かってるけど効いてる気がしませんよね。。って話題になって
で、たまたま読んだパレオな男さんの「スーパーエイジャーの科学」シリーズの最新回が、まさにそこにビシッと答えてくれてまして。今日はその内容を、僕なりに嚙み砕いてご紹介します。
結論:ストレス対策に「万人の正解」はない
このシリーズ、年をとっても脳と体がバリバリ元気な”スーパーエイジャー”の研究をもとに、健康の知見をまとめてるやつなんですけど、今回のテーマは「ストレス対策」。
まず前提として、ストレスには2種類あるらしいんですよ。
- 良いストレス:一時的な負荷で、回復できる範囲。むしろ「乗り越える力」や踏ん張る力を鍛えてくれる
- 悪いストレス:回復が追いつかないまま続いて、心身をじわじわ削っていくやつ
で、ここからが本題なんですけど、「これは良いストレスか、悪いストレスか」の境界線が、人によって全然違うんですって。
たとえば「孤独」ひとつとっても、一人の時間が快適で捗る人もいれば、不安になっちゃう人もいる。そこに「孤独は体に悪いから人と会おう!」と一律で言っても、片方には全然刺さらないんですよね。僕もよく孤独は良くないって偏見があるから良くないです。。
定番のストレス対策、実は「効く人・効かない人」がハッキリ分かれる
記事では、自然・運動・呼吸法・人との交流・音楽の5つについて、それぞれ「効きやすいタイプ」「効きにくいタイプ」が整理されてるんですが、ざっくり言うとこんな感じです。
- 自然:屋内作業が多くて外の刺激が足りない人には効くけど、暑さ寒さに弱い人や移動自体が負担な人には逆効果になりがち
- 運動:デスクワークで身体が固まってる人には効くけど、寝不足や慢性疲労がある人が高強度でやると、翌日までぐったり
- 呼吸法:緊張すると呼吸が浅くなるタイプには効くけど、身体感覚に注意を向けるとかえって不安が増す人もいる
- 人との交流:話すと頭が整理される人には効くけど、大人数や気を遣う相手だと、その場は楽しくても後で「あの発言まずかったかな」と何度も考え込んでしまい、消耗する人もいる
- 音楽:気分の切り替えに使える人がいる一方、音に敏感で刺激過多になりやすい人もいる
つまり、「運動でメンタル整えろ」も「とにかく自然に触れろ」も、それ単体では半分の人にしか合ってないアドバイスってことなんですよね。これ、パーソナルでお客様のメニューを考えてる僕としても、めちゃくちゃ刺さる話でした。
カラオケ、ギター、飲み会も、結局は「人による」
これ、記事を読みながら「じゃあ自分がよくやるアレは?」って考えたんですけど、たとえば――
- カラオケ:歌うと元気になる人には回復になりますが、音に敏感な人や大人数の場が苦手な人だと、その場は盛り上がっても消耗寄りになりがち
- ギターを弾く:「演奏する、リズムを取ると元気になる」人にはかなり相性が良さそうな行動。ただし疲れてる日は無音のほうが落ち着くタイプだと、あえて弾かない方がいいこともありそう
- 友達と飲みに行く:一番「条件付き」感が強いやつで、気楽な友人と1対1・短時間なら回復寄り、大人数や気を遣う相手・長時間だと、楽しかったはずなのに帰宅後ぐったり……というパターンになりやすい
どれも「絶対いい」でも「絶対悪い」でもなくて、やった後に自分の気分・翌日の疲労・睡眠がどう動くかで判定するしかない、ってことなんですよね。
じゃあどうすればいいのか?→「1週間エネルギーログ」
答えはシンプルで、「何をした後に回復したか、消耗したか」を1週間ざっくりメモするだけ。たとえば朝の散歩は回復、SNS30分は消耗、筋トレは「気分は良いけど夜眠くなる」で条件付き……みたいな感じですね。これをやると、自分だけの「回復メニュー」が見えてきます(飲み会やSNSが実は消耗寄りって、僕も地味に耳が痛かったです……)。
まとめ:「自分の正解」を人に押しつけない
というわけで、今回のポイントは、
「ストレスに効く正しい方法」を探すんじゃなくて、「自分にとって何が回復で何が消耗か」を記録して見つける
ってことでした。瞑想が合う人は瞑想すればいいし、散歩でリラックスできる人は散歩すればいい、飲みに行って元気になる人は行けばいい。ただ、これって裏を返すと、自分に効いたからって、それを他人に押しつけたらダメってことでもあるんですよね。「これで治ったから」「これで痩せたから」って良かれと思って勧めたことが、相手にとっては全然合ってなかった、なんてことは普通にあるはずです。
これ、実は姿勢改善やボディメイク、慢性痛のケアでも全く同じだなーと、施術やトレーニングをやってて常々思います。ある人の反り腰にはこのストレッチが効いた、ある人の腰痛はこの筋トレで消えた……という「成功パターン」って確かにあるんですけど、それをそのまま別の人に当てはめても、体の使い方も生活習慣も違う以上、同じ結果にはならないんですよね。むしろ合わないやり方を続けると、遠回りになったり、別のところに負担が出たりすることもあります。
だからKurageでは、「これが正解」を最初から決め打ちするんじゃなくて、その方の体の状態・生活リズム・これまでの経過を見ながら、メニューを常に微調整し続けるようにしています。合わなければすぐ変える、うまくいったやり方は続ける、その繰り返しで、その人にとっての最短ルートを一緒に探していくイメージですね。「色々試したけど何も続かなかった」って方こそ、一度相談してみてくださいー。
Kurage田代




