【お客様の質問】
昨日、Kurageに来てくださったお客様からこんな質問をいただきました。
「最近、芋と栗のスイーツばかり食べてるせいか、なんだか体がだるいんです。これって、砂糖の取りすぎのせいですか?」
秋は美味しいスイーツがいっぱい出てきますもんね…!実は、うちの妻もずっと芋と栗のデザートを食べてるんですよ(笑)。でも、体がだるくなるのは確かに「砂糖のせい」かもしれません。
ということで、みなさんご存知かもしれませんが、今一度「砂糖と上手に付き合う」ために、どんな影響があるのか一緒におさらいしてみましょう!
1. 砂糖を摂りすぎると、体がだるくなるのはなぜ?
「砂糖を食べるとすぐに元気になる!」と思いがちですが、実はその逆になることも。
理由は、砂糖を摂ると 血糖値が急激に上がり、その後急激に下がる から。
この急な変動が「エネルギークラッシュ」を引き起こし、体がだるく感じたり、疲れやすくなったりする原因に。
2. 砂糖がもたらす3つのダメージ
① 見た目に悪影響!
砂糖をたくさん摂ると、体内で糖とタンパク質が結びついて「AGEs(糖化生成物)」と呼ばれる「焦げたゴミ」を作ります。これが肌のコラーゲンやエラスチン(肌のハリ成分)をボロボロにしちゃう!結果、肌がたるんだり、シワが増えたり…
【AGEsについての詳細】⇒ PubMedの研究
② 肌荒れ・ニキビができやすくなる!
砂糖を摂ると、 血糖値とインスリンが急上昇 !これがホルモンバランスを崩し、皮脂の分泌を促してしまうんです。さらに体内で炎症を引き起こしやすくなるため、ニキビや肌荒れの原因に…。
【詳細はこちら】⇒ NIHの研究
③ 太りやすくなる!
砂糖は「お腹のトリックアート」みたいなもので、 満腹感をあまり与えてくれない 。そのため、余計に食べすぎてしまい、結果的に体重増加の原因に。
3. その他のリスク
砂糖の影響はこれだけではありません!他にも…
- 心臓病のリスクが増加
- 一部の癌のリスクが上がる可能性も…
- メンタルヘルスにも影響を与えることがある
「甘いものを食べたらイライラしやすくなる」なんて経験、ありませんか?それは血糖値の変動が気分や集中力に影響を与えているからかも…。
4. 砂糖の摂取量、どれぐらいがベスト?
WHO(世界保健機関)は「遊離糖の摂取量を1日25g未満に抑えると健康に良い」と推奨しています(小さじ6杯=約25g)。日本の平均的な成人の場合は、1日30g以下を目安にしましょう。
【砂糖の摂取目安】
- 大人:1日30g未満(角砂糖7個分)
- 7~10歳の子供:1日24g以下(角砂糖6個分)
- 4~6歳の子供:1日19g以下(角砂糖5個分)
5. 砂糖の意外な落とし穴
「普段そんなに砂糖を摂ってないよ?」と思った方、意外なところに砂糖は隠れています!例えば…
- コーラ(500ml) → 角砂糖17個分
- カフェオレ(500ml) → 角砂糖13個分
- キャラメルマキアート(グランデ) → 角砂糖11個分
- グラノーラ(1食分60g) → 角砂糖8個分
- フルーツヨーグルト(カップ1個) → 角砂糖7個分
一日の摂取量を超えないように気をつけましょう!
6. 砂糖の代わりにおすすめな甘味料
「でも甘いものはやっぱりやめられない…!」という方には、 ステビア を試してみてください。ステビアはカロリーゼロの天然甘味料で、血糖値を上げずに甘さを楽しめます。
僕も毎朝 ステビアで作ったカフェラテ を飲んでいます。甘さは十分なのに、体に優しいから安心です!
「秋の味覚、芋と栗のスイーツを楽しむのはもちろんOK。でも、砂糖と上手に付き合って、食べ過ぎないように気をつけましょうね!」
【ポイントまとめ】
- 砂糖を摂りすぎるとだるくなる
- 見た目や肌のトラブル、体重増加に注意
- 1日の砂糖量を30g以下に!
- 隠れた糖分を見逃さないこと
- ステビアなどの代替甘味料を活用する