パーソナルトレーニングって本当に必要? 効果を科学的に検証してみた!

こんにちは、Kurageの田代です!💪
筋トレを始めようとすると、「パーソナルトレーナーをつけたほうがいいのか?」と悩むこと、ありますよね。確かにプロに教わるのは魅力的だけど、それなりに費用がかかるもの。だから、「ジムや自宅で自分のペースでトレーニングしても十分じゃない?」って思うのも自然です。

でも実際、パーソナルトレーニングと自主トレーニングでは、どちらが効果的なんでしょうか?このテーマについて、ソレント大学の研究チームが詳しく調べたメタ分析の結果を紹介します!


パーソナルトレーニング vs. 自主トレーニング:どちらが効果的?

この研究は、12の異なる実験をまとめたもので、500名以上の参加者のデータを分析しています。その中で、「トレーナーがついている場合」と「自分でトレーニングする場合」の効果を比較しました。その結果、注目すべきポイントは次の通りです👇

  1. 筋力の向上
    トレーナーがついているグループのほうが、自主トレーニングだけのグループよりも筋力の向上が顕著でした。具体的には、トレーナーがいることで「中程度の効果」が見られたとのこと。これは、おそらくトレーナーがフォームを正確にチェックし、効率的に筋力を伸ばせるようにサポートしているからでしょう。
  2. 筋肉量の増加
    筋肉の大きさに関しては、意外にも「トレーナーがいるかどうか」で大きな違いはなかったんです。つまり、筋肉をつけるためには、適切な重さと回数をこなしていれば、指導の有無はそれほど重要じゃないってことですね。

パーソナルトレーニングのメリットと限界

パーソナルトレーニングには確かにメリットがありますが、全てにおいて必要というわけではありません。ここでパーソナルトレーニングの具体的なメリットと限界を整理してみましょう。

💪 パーソナルトレーニングのメリット 💪

  • フォームの改善
    トレーナーがいることで、正しいフォームを習得しやすくなり、ケガのリスクを減らせます。スクワットやデッドリフトのような、フォームが複雑な種目では特に有効です。
  • トレーニングの質が向上
    トレーナーのアドバイスや励ましによって、普段よりも高いレベルでトレーニングができることが多いです。これが筋力アップにつながります。
  • 継続しやすい
    自主トレーニングだと、モチベーションが下がったときに続けるのが難しいですが、トレーナーがいることで習慣化しやすくなります。

❗ パーソナルトレーニングの限界 ❗

  • 筋肉量の増加にはそれほど影響しない
    筋肉を大きくしたい場合、トレーナーの存在よりも、トレーニングの負荷(重さ)や回数の方が重要です。
  • フォームが既にできていれば、効果は限定的
    トレーニング経験がある程度ある人や、フォームが安定している種目(例:ベンチプレス)では、トレーナーのサポートがなくても問題ないことが多いです。

ケース別のおすすめトレーニングスタイル

では、どんな人がパーソナルトレーニングを活用するべきなのか? それを考えるために、ケース別におすすめのトレーニングスタイルを見てみましょう。

  1. 初心者の方
    筋トレを始めたばかりの方は、まずはプロのトレーナーに基本のフォームを教わるのがベスト。特に、スクワットやデッドリフトなどはフォームが重要で、ケガのリスクも高いので注意が必要です。
  2. 中上級者の方
    トレーニング経験がある方は、全てのセッションでトレーナーをつける必要はありません。むしろ、月に1回程度のフォームチェックや、特定の種目だけを専門的に見てもらう形でも十分。
  3. 自主トレーニング派の方
    トレーナーを使わない場合でも、セルフ管理が大事。例えば、トレーニングアプリで記録をつけたり、動画撮影をして自分のフォームをチェックすると、効果的にトレーニングを進められます。また、RPE(主観的運動強度)を活用して、毎回のトレーニングで適切な負荷を意識するのも重要です。

まとめ:パーソナルトレーニングをどう活かす?

パーソナルトレーニングには確かにメリットがありますが、「絶対に必要」というわけではありません。特に筋肉量の増加に関しては、自分でしっかりと負荷を管理できるなら、トレーナーがいなくても十分効果が出る場合があります。ただし、初心者やフォームに自信がない方には、トレーナーのサポートが大きな助けになります。

結局のところ、自分が何を求めているか、どの部分に重点を置くかで、パーソナルトレーニングを活用するかどうかが決まるんですね!