【なぜか夏になると攣りやすい?】
皆さん、夏といえば何を思い浮かべますか? 鴨川シーワールドでKurage。海に行ってクラゲ、あるいはプールサイドでのくらげ生態の読書…と、くらげがいっぱいの季節ですよね。笑

すみません。。おいといて。。

しかし、その一方で、これらの活動を楽しむためには体調管理が欠かせません。特に最近お客様のお声で、「攣りそうになるんです。。」という方が増えております。

なんとなく攣りやすいには冬のイメージですが、なぜ夏になると筋肉が攣りやすくなるのでしょうか? そして、どう対処すればよいのでしょうか? これについて考えてみましょう。

夏に筋肉が攣りやすくなる原因
まず最初に知っておきたいのは、筋肉が攣る主な原因は「脱水症」そして「電解質のバランスの乱れ」であるということです。これらは、夏の暑さにより体から水分が大量に失われることで起こります。

脱水症
私たちの体は約60%が水分でできています。この水分バランスが崩れると、筋肉や神経が正常に機能しなくなり、結果として筋肉が攣ることがあります。夏は汗をたくさんかくため、どれだけ飲料を摂取しても脱水症になりやすいのです。

電解質のバランスの乱れ
電解質は体の水分バランスを調整し、神経や筋肉の機能を支える重要な役割を果たしています。汗と一緒に失われる塩分などの電解質が不足すると、筋肉が攣りやすくなります。

ところで電解質とは何か?ってとこですが、

電解質とは、我々の体内を支える重要な成分の一つで、ミネラルの一種です。電解質は「体の中の小さな助っ人」のようなものだと思っていただければわかりやすいかと思います。

例えば、お家の中で掃除をするとき、ほうきやモップがあると掃除がスムーズに進みますよね。電解質も同じように、体の中でさまざまな機能を手助けする「道具」のような存在なのです。

電解質にはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどがあります。これらは我々の体内で、水分のバランスを整えたり、筋肉の動きをスムーズにしたり、神経のメッセージを運んだりと、さまざまな役割を果たしています。
さらに、40代の女性は更年期によるホルモンバランスの変化も影響しています。特にエストロゲンの減少は、筋肉の筋繊維の収縮と弛緩のバランスを崩し、攣りやすさを増すことが知られています。

ただし、電解質も過剰に摂取すると体に負担をかける可能性があるため、バランス良く摂取することが大切です。また、電解質だけでなく、食事全体のバランスも重要ですので、ビタミンや繊維、タンパク質なども一緒に摂ることを心掛けましょう。

夏の攣りに対する対策
では、このような夏の攣りにどう対策をとれば良いのでしょうか。水分補給はもちろんですので今回は電解質の補給方法をご紹介します。

飲み物による電解質の補給
飲み物でも電解質を補給することが可能です。以下は電解質を補給できる飲み物の例です。

スポーツドリンク: スポーツドリンクは、適度な糖分と共にナトリウムとカリウムを含んでいます。しかし、糖分が多いため適量を心掛けましょう。

野菜ジュースや果物ジュース: 特に、トマトジュースやオレンジジュースはナトリウムとカリウムが含まれています。

牛乳: 牛乳はカルシウムが豊富で、適度な糖分とナトリウムも含んでいます。

食事による電解質の補給
電解質は多くの食品に含まれています。以下は、それぞれの電解質が豊富に含まれる食品の例です。

ナトリウム: 海塩、ピクルス、ハム、チーズなど
カリウム: バナナ、オレンジ、スイカ、ほうれん草、アボカドなど
カルシウム: ヨーグルト、チーズ、牛乳、小魚、ほうれん草など
マグネシウム: アーモンド、カシューナッツ、ほうれん草、バナナなど

休息とストレッチ
筋肉をほぐすためのストレッチも有効です。もちろんKurageでもストレッチはできますね!笑

いかがでしたでしょうか?
夏の楽しみを最大限に味わうためにも、自分の体調をしっかりと管理しましょう。

もし筋肉が攣りやすい、と感じたら、上記の対策を試してみてください。楽しい夏を健康的に過ごすための第一歩になるでしょう。