こんにちは、ヨガインストラクターのErikaです🧘♀️
今日は、わたしのレッスンでもよくお伝えしている「前鋸筋(ぜんきょきん)」について、やさしくご紹介します。
「前鋸筋」ってなに?どこにあるの?
難しい名前ですが、実はあなたも普段から使っている筋肉なんです!
わたしはよく、
「肩甲骨と肋骨の間にある筋肉ですよ」
「胸の横から、背中の後ろ側にかけてある筋肉です」
「腕を上に上げて、二の腕を外に回すとギュッと入ってくるところ」
とお伝えしています。
鏡の前で、両手をバンザイして、軽く二の腕を外にねじってみてください。
肋骨の横あたりにギュッと力が入ってくる感じ、ありませんか?
それが前鋸筋です!
前鋸筋が「使える」とどんな良いことがあるの?
① 姿勢が良くなる!
猫背や巻き肩の原因は、肩甲骨が前に引っ張られてしまっているから。
前鋸筋がしっかり働くと、肩甲骨を肋骨にピタッとくっつけてくれるので、美しい姿勢が保ちやすくなります。
② 肩こり・首こりの予防に!
肩まわりの筋肉ばかりに頼っていると、だんだん肩がパンパンに…。
でも、前鋸筋がサポートしてくれると、肩の筋肉の負担が軽くなります。
結果的に、肩こり・首こりも楽になりますよ♪
③ ヨガのポーズが安定する!
プランクやダウンドッグ、チャトランガなど、肩まわりを使うポーズで前鋸筋が使えると、肩が安定して安全にポーズがとれます。
わたしのクラスではよく、
「ここ(脇の後ろ〜胸の横)が使えると、腕に頼りすぎなくてラクですよ〜」
とお伝えしています。
④ 呼吸が深くなる
実は前鋸筋、肋骨の動きにも関わっています。
深い呼吸をサポートしてくれるので、リラックス効果もUP✨
逆に、使えていないとどうなる?
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肩甲骨が浮きやすく、肩が不安定になる
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肩に力が入りやすくなり、肩こり・首こりの原因に
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ヨガで肩を痛めやすくなる
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猫背・巻き肩が治らない
実際に、生徒さんからもよく
「前鋸筋が意識できるようになってから、肩こりが減った!」
「プランクがラクになった!」
という声をいただいています
どうやって前鋸筋を意識するの?
✔️ おすすめの感覚のつかみ方
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壁に手をついて軽く押す
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バンザイして、肘を伸ばしたまま肩を軽く前に押し出す
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ダウンドッグのときに、「脇の下〜胸の横」で支えるように意識する
- ブロックを手のひらで挟んで推しながら腕を上げる
このとき、「肩をすくめない」のがポイント!
🌸まとめ:前鋸筋は、ヨガの縁の下の力持ち!
地味な筋肉に見えるけれど、
前鋸筋が使えると、ヨガが安全に・気持ちよく・美しくなります。
「胸の横、後ろのあたりの筋肉がギュッと働く感じ」をぜひ感じながら、日々の練習に取り入れてみてくださいね😊
「これ、私のことかも?」と思った方は、ぜひお気軽に体験レッスンへどうぞ🧘♀️